2012年12月15日

市の入札落とせなかった・・・

久しぶりの投稿になってしまいました。
先月の話なんですが、我が市のある施設でボイラ3台交換工事の物件が電子入札となりました。当然、我社の得意分野ですから、張り切って入札に参加しました。それで、先月末にその結果が出ました。見事、一番の安値!参加5社のうち、一番安かったんです。ただ、落選です。最低制限価格というもので、無効とされました。まったく、なんででしょう?一番安かったのに・・・当然、公共工事ですから、手抜き工事、性能の悪い機器の納入などを防ぐために、最低制限価格というのは必要かもしれません。ただ、当社はあるメーカーと販売店契約を結び、他の業者よりボイラを安く仕入れることができるし、工事も手馴れたもので、ボイラの入れ替えも下請け業者も使わず、自社社員でできてしまうので、安くできるのです。公共工事の実績もあるし、実際今年の4月に一物件、6月に一物件、市の施設のボイラ交換工事を落札しているのです。
今回特に問題なのは、5社のうち3社最低制限価格で無効になっています。つまり、5社のうち4番目に安い?業者が落札しているということです。噂では、これはあくまでも噂で本当のことは確かめていませんが、入札のもととなる設計段階でこの落札した業者が積算価格を出しているらしいということです。つまり、設計・積算しているのですから、この価格にかかる最低制限価格というのがだいたいわかるわけです。
工事種目によって、0.9掛けて・・・なんて計算方法で算出します。すると今回の最低制限価格は一千240万円。落札価格は一千250万円。偶然でしょうか?この物件を他業者が落札するとしたら、この10万円の間に価格を入れなければ落札できなかったわけです。
これって、公平な入札といえるのでしょうか?
ほかの無効になった2社は一千万円ちょっと。
我社は900万円ちょっと。ああ、市民のみなさん、うちで工事すれば税金が300万円以上ういたのにね・・・


Posted by 有限会社北條商会 at 14:23│Comments(0)
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